【高梨の多摩雑感vol.49】余白
目まぐるしく過ぎる日々の中で少し息をついて、夜散歩してみると空に星が光ってました。
小学生中学生の頃はもっと星を見る回数が多かったよなぁ。何億光年離れたところに地球のような星があるかもしれない。そんなロマンに心を震わせたりしてたなと。
日々に忙殺されると本当にそういう風にゆっくり考える時間が少なくなって、自分の考えも狭く浅くなって良くないですね。
もっと大きな、無限な可能性を感じながら様々なものを見たい、感じたい。
そのための時間をもっと作りたいなと思いました。
9月も9日。夏もすっかり過ぎ去ったようなヒンヤリ空気の中、みなさんいかがお過ごしですか?
コロナによる緊急事態宣言も9/30まで延長されたということで、一体いつまで緊急事態なんだと思ってしまいますね。
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さて話は変わりますが、物事に対して考える時や、人と話す時なんかに自分が意識していることがあります。
それは空間といいますか、客観的に見て「間」を意識するようなことです。
例えば自分が話すのではなくて、相手が話すための間を作ったりとか、普段から話しかけられやすいようにあえてフランクに構えて隙を見せたりします。
何かイベントを作ったりする時もガチガチに固めて作るよりも、参加者の方にも一緒に考えてもらうぐらいの余白を使っていたりします。
この「間」や「隙」の作り方ってすごい大事だと思うんですよね。
空けすぎてもいけないし、詰めすぎてもいけない。絶妙なバランスを保つこと。
入り込む余地があるともいいます。
例えばアイドルのファンの応援心理なんかもこのようなところがあると思います。母親心というか、ちょっと頼りないぐらいの方が可愛い!って思ったりするじゃないですか。
あぁいうのってその子達のポテンシャルに可能性を感じて、もっと大きくなるまで応援しようって心理なような気がします。
アイドルやホストもこんなところを意識して立ち回っているのかなぁなんて思ってしまいますね。笑
「隙」や「間」をうまく用いることは「人とうまく何かをこなす」部分で重要なのです。
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他にもモノなんかにも「間」というものは存在しますよね。例えば絵画。
「奥行」のような言葉で表現されると思いますが、その絵に対して深く考えされられるポイントがあるか。
この絵はどんな主旨で描かれていたのだろう。
なぜここにこの花が描かれたのだろう。
どんな背景で描かれた作品だろう。
作者はどんな人なのだろう。
作者の人柄、歴史、作品描く背景、文化
一つの絵から様々な情報が目に飛び込んできて想像が掻き立てられます。
絵の奥行があればあるほど、考えることが多くなる。その中で自分の経験なんかと照らし合わせたりしてしまったりして、いつの間に虜になってたりするんですよね。
結局のところ「隙」「間」「奥行」などに存在するのは「入り込む余地」です。白キャンバスに何を塗ろうかな的な感じです。
会話でも「間」をうまく作ることで、その人のペースで話してもらうことができればまた次も話したいって思ってもらえますよね。
余地に入り込んでもらって、自分事にしてもらうことで、関わりたくなったり、ファンになってもらったりする。他人事なら興味ないので基本人は動かないです。
逆に自分でそういう余白を見つけては自分事に落とし込んで考えることもあります。そうすると自分事にになるので一生懸命になることができたりするのでうまく活用すると良いのではないでしょうか。
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なんかちょっと複雑な話になってしまったように思いますが、単純に「余白」っていいよねってことです。笑
星を見ながらとてつもなく大きな可能性を考えてた時に、自分事のようにその空間にスッと入ったような気持ちになって。考えれば考えるほど、取り止めがなくなって、自分の悩みや苦しみなんてちっぽけなんもんだって思いました。
全部わかってしまっていたら感じることのできないこと。
わからないからこそ強く惹かれること。
もっと試したい、聞きたい、見たいと思う。
そんな気持ちを常に持っていたいものです。
わからないからこそ、チャレンジをする!ということで先日全力で1kmを走ってみた動画を公開しています。これもまたわからないからこそ面白いものでした。
今週末もまた未知なるチャレンジがあるのでまたここでご報告できればと思います!
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