【TamaPlaylist】アニマルトレイル!景観と自然の七生丘陵散策路
今回「多摩プレイリスト」に追加された1曲は「七生丘陵散策路」
このコースは百草園駅前にある「百草園通り」から始まり、「百草園」「多摩動物公園」「高幡不動尊」へと周る散策路です。
東コースと西コースに分かれていて、これを繋ぐと距離は10km程。
アップダウンがあるのでトレランを走る人にもほどよい強度となります。
今まで紹介してきたコースの中で1番通っているといっても過言ではなく、多摩丘陵を語る上では欠かせない存在。
コース上では何度か狸に出会ったり、多摩動物公園の周りを走る時には動物の鳴き声を聞こえたりと「アニマルトレイル」と名付けた所以です。
今回は2日間で東コースから西コースへと回りました。
それぞれ違う魅力があるので、動画で伝われば嬉しいです。
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七生丘陵散策路東コースのスタート地点「百草園通り」はいきなり急こう配な坂道。傾斜は40%ほどでしょうか。
登りきるまででグッと心拍が上がります。僕のBPMは200になったぞ。
撮影で何度かいったりきたりしたので、ここだけで100mぐらい登りました。登り切った右手には紅葉で有名な「百草園」があります。
「百草 八幡神社」のわき道を通り、枡井緑地、三角点公園内を抜け、百草台自然公園へ入り、木の階段を上ると景色が広がります。
街並みから山並みまで見渡しつつ、少しの間夕陽を眺めました。
いつも撮影は早朝が多いのですが、「七生丘陵散策路東コース」では夕陽の方が当たるので、夕暮れ時を選んだのが正解。
湯沢福祉センター方面へ下り、高幡台団地脇からシングルトラックの気持ち良いトレイルへin。
右手に日野第三中学校を見下ろしつつ、フカフカの落ち葉を踏みしめ突き当りまで進むと「七生丘陵散策路東コース」の中でベストビュースポットへ。「明星大学」「程久保地区」「多摩モノレール」「多摩動物公園」を見下ろすことができます。
階段をくだり、明細大学前を通り抜け多摩動物公園駅へ降りたところで七生丘陵散策路東コースは終了。
たまたま出くわした「多摩モノレール」と競争する画へはこのコースならではのスペシャルなシーンです。
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別日の早朝、東コース終了地点の「多摩動物公園駅」から「七生丘陵散策路西コース」の撮影がスタート。
相模原立川線を西に進み、秋葉大権現社を右手に見つつ、七生丘陵散策路西コース入口へ到着すると急な登りのトレイルから七生公園に入るのですが、右手に見える竹林がまぁ見事で、おとぎ話の中にいるような雰囲気。
七生公園を抜けると、多摩動物公園周りのトレイルに入ります。
「動物園の横のトレイルを走る」というのはなかなかないですよね。
まるでアフリカにいるように動物たちの鳴き声が聞こえてきます。
ここのトレイルはアップダウンも強いので、自分自身も野生動物になったかのように撮影してみました。
一旦住宅地に出たのちに富士山、多摩の山々、八王子、立川方面までを見渡せる「七生丘陵散策路西コース」のベストビュースポットに到着。
ここから少々トレイルを進むと七生丘陵散策路西コースの出口に到着し、ここで「七生丘陵散策路」はコンプリートとなります。
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多摩丘陵と言えばスタジオジブリ作品「平成狸合戦ぽんぽこ」の舞台としても有名です。この映画内容は多摩ニュータウンの開発の際に、丘陵地を削ってマンションや団地を建てていた時のことが描かれています。
多摩に住んでいた狸達が行く場所を失くしてしまうことから、人間に戦いを挑むわけですが敗退し、化学が得意な狸は人間として生き、苦手な狸はひっそりと丘陵地で暮らすことを選択します。
この映画を作った高畑勲監督は多摩の稲城、南山での住宅開発の反対活動に参加されていて、そういった活動の経緯もこの映画に反映されているはず。
自然と人間が共に暮らす里山を失くしてはいけない。
このコース上を走っていて何度か出会った狸達を思い浮かべつつ、
そんな想いを動画にひっそり込めました。
この話はまた別の機会に深堀したいと思います。
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今回の動画は今まで一番アップテンポなMVになっていて、このコースの魅力がより伝わると幸いです!
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