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【高梨の多摩雑感vol.28】リーダーは「心を燃やせ」

 

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流行りに乗りまくりな題名で恐縮ですが、前々から高梨の雑談に登場してきた「鬼滅の刃」の最新映画については触れないわけにはいかない(触れたくてしょうがない)いうことで、自分が思う所感を綴りたいと思います。(※若干のネタバレを含みますので、ご注意ください)

 

序盤のストーリーは少年少女向けといった感じで、炭次郎、善逸、伊之助を中心に面白おかしく、時に切なく展開していきますが、後半はどちらかというと大人に響く内容ではないでしょうか?

 

やはり煉獄さん。

理想のリーダーですよね。

かっこよすぎる。

 

煉獄さんの一挙手一投足一言一句から熱いものを感じましたし、さすがunfotableの映像作品だけあって戦闘シーンには目を奪われました。

 

「俺は俺の責務を全うする」

「ここにいる者は誰も死なせない」

 

このセリフは煉獄さんが母上から賜った言葉

 

『人よりも多くの才に恵まれた者は

その力を世のため人のために使わねばなりません

天から賜りし力で人を傷つけること私腹を肥やすことは許されません

弱き人を助けることは強く生まれた者の責務です

責任を持って果たさなければならない使命なのです

決して忘れることなきように』

 

に繋がっていて、まさに一貫している彼のキャラが際立っていますし、「柱=リーダー」としての品格を感じます。

 

そして自分がこの作品を通じて一番考えたのは「現代リーダーの在り方」です。

 

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一昔前までは先輩後輩や上司部下といった上下関係が強く、先輩や上司に助けてもらったから自分も助けるといった文化がより濃かったと思います。

 

しかし現代ではノマドや個人事業主が増えて、上下関係関係なく社会で生きている人が多くいたり、会社内であれば少々強めの上下関係を強く持つと、やれパワハラだ、モラハラだなど咎められることも少なくありません。

 

そうすると必然的に人と人との間に距離が生まれます。

そんな中で育つ人はどうか。

 

干渉しなくなれば他人に対して「助けてあげよう」と思える人が少なくなり、自分本位な人が多くなるのではないでしょうか。

 

これは今リーダーで在るべき大人が危機感を感じるべきだし、部下や仲間でも困っていたりしたら真っ先に自分の利関係なしに「守る」姿勢を持つべきでしょう。

 

そうして助けられた者は同じように部下や仲間、さらには救いが必要な人へ接すると思うのです。

 

「強きものが弱きものを守る」

それこそ受け継がれていく意志になります。

 

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作中で煉獄さんは一貫として、炭治郎、善逸、伊之助3人に対して守る、育てる姿勢を貫きます。そして信頼もしています。

 

この姿を見ているときに山本五十六の言葉を思い出しました。

 

やってみて、言って聞かせて、させてみて

ほめてやらねば、人は動かじ

 

連合艦隊司令長官というリーダーの立場として残した名言ですが、

煉獄さんの3人への接し方はまさにこれだと思うのです。

 

自分が鬼を倒すところや列車の客員を守るところを見せ、

信頼して任せて、やりきった全員を褒める。

 

そして煉獄さんの信念の炎を炭次郎、善逸、伊之助3人に残し、この世を去りますが、

3人はこの先もこの意志を持って生きていくでしょう。

 

煉獄さんに教わったものを受け継ぎ、

鬼滅の刃でのリーダー「柱」に育っていくはずです。

 

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最期に煉獄さんが3人へ残した言葉。

一番自分がこの映画で刺さったシーンです。

 

『胸を張って生きろ 己の弱さや不甲斐なさにどれだけ打ちのめされようと 心を燃やせ 歯を喰いしばって前を向け 君が足を止めて蹲っても時間の流れは止まってくれない 共に寄り添って悲しんではくれない』

 

『竈門少年 猪頭少年 黄色い少年 もっともっと成長しろ そして 今度は君たちが鬼殺隊を支える柱となるのだ 俺は信じる 君たちを信じる』

 

苦労は必ずある。でもそれを乗り越えて強く生きてほしい。

そして煉獄さんが守り抜いたその意志受け継いでほしい。

 

こんなまっすぐな言葉をもらったら、心に響きますよね。

心が燃えますよね。

 

死の間際でさえも、部下である3人のことを考える煉獄さん。

 

不安や苦悩が絶えないコロナ禍だからこそ響く。

多くの現代のリーダーに観てほしい映画でした。

 

そして煉獄さんから母上への最期の言葉

『俺はちゃんとやれただろうか やるべきこと 果たすべきことを全うできましたか?』

 

今の自分はどうか?

 

映画越しですが煉獄さんからもらった「心の炎」を燃やして、自分のやるべきことを全うしよう。そう思っています。

 

最後にこの映画の主題歌であるLISAさんの歌詞を載せます。

残された3人がどういう気持ちで進むのか、とても伝わるものがあるので是非読んでみてください。

 

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さよなら ありがとう 声の限り

悲しみよりもっと大事なこと

去り行く背中に伝えたくて

ぬくもりと痛みに間に合うように

 

このまま続くと思っていた

僕らの明日を描いていた

呼び合っていた光がまだ

胸の奥に熱いのに

 

僕たちは燃え盛る旅の途中で出会い

手を取りそして離した未来のために

夢が一つ叶うたび 僕は君を想うだろう

強くなりたいと願い 泣いた 決意を餞に

 

懐かしい思いに囚われたり

残酷な世界に泣き叫んで

大人になるほど増えていく

もう何一つだって失いたくない

 

悲しみに飲まれ落ちてしまえば

痛みを感じなくなるけれど

君の言葉 君の願い

僕は守り抜くと誓ったんだ

 

音を立てて崩れ落ちていく

一つだけの かけがえのない世界

 

手を伸ばし抱き止めた激しい光の束

輝いて消えてった 未来のために

託された幸せと 約束を超えていく

振り返らずに進むから

前だけ向いて叫ぶから

心に炎を灯して

遠い未来まで

 

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