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【高梨の多摩雑感vol.24】コロナによって見えた付加価値

 

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東京のコロナ禍も少しずつ終息方向にあるような雰囲気中、段々と各地イベントも息を吹き返してきているように感じますね。

 

この秋、冬を越えて世界的にも感染者数が減少し、ワクチンも開発され、だんだんと安心安全が増えて「楽しめる」土台ができ始めれば良いのですが。

 

すでに世界は「コロナ」によって大きな変化をしました。

 

「ソーシャルディスタンス」「マスク着用」「移動自粛」

 

アフターコロナ、ウィズコロナが新生活様式として定着するのか否か。

 

自分の見立ててでは世界的な終息宣言をもって、今の武漢のような雰囲気で開放される日が来るようにも思えます。(武漢のパーティー感は正直受け入れられませんが笑)

 

そうすると一気に経済活動、生産活動が増えて、コロナ景気が訪れるのか。

 

コロナ禍でもリスクを背負ってビジネスの成長を進める企業や団体も多くみられましたが、正直自分たちのことしか考えていないような行動に見えましたし、もう少し考えるべきではと個人的には感じていました。

 

稼ぐことを悪とは思いませんが、問答無用に進めることはあまり個人的には好みません。結果何もなくて良かったとしても、サスティナブル(持続性)という言葉で捉えるのであれば、そこは我慢しようよと思います。

 

経済活動、生産活動が進めばまた環境問題も加速する可能性もある。

 

人が移動すれば、二酸化炭素の排出量が増えるわけで。

 

ほどよく生産し、ほどよく経済活動をし、ほどよく自然と触れる。

人間文明の不調和は、自然にとっては調和のようにも思えます。

 

コロナ禍で誕生した「ソーシャルディスタンス」がある程度定着して、控えめな人の営みのまま、社会の成長が緩やかにもしくは横ばいにな世の中でもいいじゃないかと思う今日この頃です。(出だしが長すぎた!)

 

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人の移動距離でもなく、お金の出し入れでもなく、そこにあり続ける地域や自然、歴史はコロナの状況でも変わらない。

 

大きい「不安定」があったから、「安定」の価値が上がってきている。

 

そしてその「安定」を守ってきたのは地域の人たちの保全活動であったり、啓蒙活動であったりします。

 

だからこそ「楽しい」や「稼げる」だけで判断して、安易に「不安定」をもっていくことを平気で出来てしまうことは、その地域活動を尊重できない、信用を失う行為だと思うのです。

 

今だからできること。

変化が必要なことがあります。

 

そしてその変化は悪いことだけではありません。膿を出すのも変化の時。

 

この変化を自分のために捉えるのか、それとも他のために捉えるのか。

 

余裕がなければ考えることも難しいことですが、ここは真剣に考えて動くべきでしょう。

 

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多摩丘陵での地元活動は着々と進んでいて、今は「呼び込む」という活動はできないので、自分たちが「より知る」という研究的な深堀作業をしています。

 

これが何とも楽しくて!

 

植生、歴史、看板、人の想い

 

いろんなものを全力で感じながらのローカルランニングは噛めば噛むほど味わい深いものです。走っている人同士のコミュニティではなくても、地域と繋がることで自分のコミュニティは確実に拡大します。

 

地域の魅力を自分の脚で回って、体で感じて、脳で理解していくことでどんどん好きになる。

 

変化が多い時代、変わらないまま残ってくれているものの有難みを感じつつ、探求の日々は続いていきます。

 

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