【高梨の多摩雑感vol.2】LINKくにたちリレーマラソンの企画が生んだもの
例年この時期になるとバタバタと動き始める【LINKくにたちリレーマラソン】
2020年は2月3日(月)にエントリーが開始されます。
LINKに関しては大会終了後のご報告でしか書いてなかったのですが、このイベントに関しては年間を通して多くの動きがありますし、その中で面白いことも面倒なことも沢山あるわけで。
そういった過程などもこちらに書いていけたらと思っております。
今回は6年目の始まりと共に、この大会を「企画」という焦点で少し遡ってみようかと。第一回目は2015年の開催となります。
この時の記憶は
スタート前から終了までずっと吐きそう
です。笑
当初できることは全てしたけど、今考えると運営面での力不足も甚だしい。ランナー同士また、歩行者との接触リスク、近隣店舗などからの苦情などなど、不安しかなくて、とにかく早く無事に終わってくれと祈るばかり。大きな事故はなかったものの、完成度としては50%未満。とにかく疲れた。
ただ企画としては結構面白いチャレンジはしていて、女子大生にコーラを配ってもらったり、女性更衣室に日焼け止めを置いてみたり、コスプレ賞を作ってみたり。今だったらまずリスク管理や運営から徹底して作れ~と思いますが笑、当初は企画ありきで考えていた部分もあったので、楽しんでもらおう!という気持ちが先行していたかなと。
そして実はとても大変だったのが、タスキゾーンに敷く芝ロールの作成と設置回収。
区画分けの線を引いたり、持ち運びできるように切ったり、それを一つ一つ巻いていったり、前日から配置場所へおいたり、撤収時にぐるぐるまた巻いて、それを倉庫に持っていったりと。
まぁ手のかかるコであります。
ただこの仕組みはこの大会の雰囲気の醸成に繋がっていて、走っている間も、待っている間も盛り上がれたり、第1走者からゴールまでずっとチームが1つとなって参加できる仕組みなんですね。
手のかかるコなのですがとても重要な仕事をしてくれているので、毎年綺麗に掃除して使っているわけです。
あとコスプレ賞の設置。これは待っている人が楽しめる仕組みの一つでして、見たことのあるキャラクター達が3時間も同じコースを走っていれば必然的に応援したくなっちゃいますよね。勝手に参加者の皆様が大会のエンターテイナーになってくれるということです。見る方も見られる方も楽しい。
あとコスプレには、その年の流行が反映されるのも見ている側としては面白い点。昨年の小っちゃいフレディーマーキュリーと大きいフレディーマーキュリーのコラボが面白かったですね。今年は「鬼滅の刃」あたりが来るんじゃないかと勝手に予想しております。
そして「芝ロール」、「コスプレ」を通じて作られた会場の一体感が起こしたこと。
ゴール前のハイタッチゾーン
特段指示もなく、さくらもなく。勝手に始まったわけです。
ここには現場のリーダー達が3時間ほぼ休まずに参加者とハイタッチし続けているということも関わってくるのですが、
これを見た時
企画が成功した
と思った瞬間でした。
これこそ「LINK」くにたちリレーマラソンという作品のオリジナリティです。
そんなこんなで、今回はLINKくにたちリレーマラソンにおける「企画」についてのお話でした。
2/3(月)、エントリー開始となりますのでよろしゅうお願いいたします!
【LINKくにたちリレーマラソン2020のエントリーはこちらから↓2/3~】
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