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【トレラン】南高尾山陵で都会の汚れ落としてきた

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「同じ山でも見える景色は色々あるよね」

 

どうも冬でも山を走ればタンクトップにもなり得るショウです。

 

今回は先日メンバーで唯一後輩であるヒロとの南高尾トレランのことについて綴りたいと思います。

 

「高尾で綺麗な動画を撮ろうよ」

 

LLLでも綺麗な動画を撮影編集するのが得意なヒロにそんな提案をしてから、前日の夜に「やっぱり撮影するのやめていいですか?」とまさかの連絡が。

 

どうした?と状況を聞くと、

 

「何か疲れていて、とにかく楽しく走りたいんです」

 

とのこと。

 

まぁそんな時もあるかと思いつつ、当日の朝を迎えて高尾山口駅に集合した後にマウント高尾ベースに荷物を預け、南高尾山稜へ向かいました。

 

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綺麗な動画は諦めたものの、とりあえずgoproで動画は回そうということで、オープニングを撮ってから紅葉めいた南高尾を走り始めました。

 

いつも通りいろんな方を話しました。

 

メンバーのこと、仕事のこと、プライベートなこと。

 

どうやらヒロの疲れというのは仕事やプライベートではなく、自然に触れる機会が少なくなっていたことでリフレッシュが足りなかった様子。

 

南高尾を走り始めて草戸峠に着く頃にはすっかりいつものヒロに戻ってました。

 

さすが山のパワーはすごい。

 

山には勝てないけど少しでも元気づけさせてあげようと思って沢山話をしていたのですが、いつのまにか自分の好きな歴代アニメベスト3などを話す展開に。笑

 

でも見ていたアニメが同世代だったりするので、こんなたわいもない話をするとなんだかんだで盛り上がるんですね。

 

あのシーンは最高だ、あのアニメのここが泣ける!などなど話に夢中になるとすっかり時間が経って、いつの間にやら津久井湖が見えるビュースポットに到着です。

 

天気抜群なコンディションだったので、この日は最高な景色を望むことができました。

 

その後もアニメの話やちょっとだけ先輩風を吹かせて人生論なんかも語りつつ、大垂水峠に到着する頃にはヒロも都心での疲れなんて微塵も感じさせないような表情になってました。

 

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大垂水峠から城山に登る手前にはこのコースで唯一の水場があり、ここを我々はオアシスと呼びます。

 

ヒヤッと冷たい水を掌に掬い、顔にかけるとこれが気持ち良い。ここまで走って火照った身体には最高のご褒美です。

 

マイナスイオンをたっぷり吸い込んで、城山までの登りに向かいます。

 

ヒロが自然に感化されたのか「ナウシカみたいっす」と話したもんだから、そこから自分のジブリフリークに火がついてしまい、一人芝居が始まりました。

 

もしよければ動画の方でその様子は見ていただけますと幸いでございます。笑

 

ナウシカ▷ラピュタ▷もののけ姫としっかり演じると益々テンションを上げ、登りもさくさく登って行きました。(ヒロは段々と疲れが見えていたようです笑)

 

ジブリ論と人生論をヒロに叩き込みつつ、城山手前の最後の急登も堪能し、城山に到着。城山茶屋で「なめこ汁」を注文。

 

ヒロが人生初めての食リポにチャレンジしましたが、爽やかなヒロなので絵にはなるものの、真っ直ぐな感想しか出てこず、まだまだ修行が必要なようです。

 

それでもここまで走って枯渇した身体に味噌の香りと温かい汁はしっかり染み渡り、ヒロもすっかりご満悦な様子。

 

城山からは日影沢林道を降り、駒ヶ嶺公園を抜けて高尾マウントベースに戻ってきました。約21km、獲得標高約1,000のトレランでした。

 

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そんなこんなでヒロの相談を受けながらのトレランとなったわけですが、改めて山の癒し効果の凄さを感じました。

 

おそらくヒロは自分が何にストレスを感じていて、何で気分が落ちているのかあまり分かっていない様子。

 

それでも山を走って降りてくると全て忘れて、とにかく気持ちよかったとプラスの感情に満ちていました。

 

都心で働くサラリーマンにはいつのまにか陥る「負のスパイラル」のようなものがあると思います。

 

自分もそんな経験を何度もしてきました。それでもふと会社近くの公園に出向いて自然の中を歩くと気持ちが上向いて、いつのまにかスッキリしてまた仕事に戻るなんてことも良くありました。

 

考えが煮詰まるといいますか、その事しか考えられなくると集中している分、喜怒哀楽、人間本来の感情がどんどん自分の中に押し込まれていく感覚があるのです。

 

それが毎日繰り返されるといつのまにかどんどん胸の奥に隠れていってしまって、お酒や暴食でそれを発散するようになります。

 

でもそれでもまた日常に戻ると、その感情がまた奥底に沈んでいく。そんな毎日を過ごすと自分でも気付かないうちにいつのまにか「悪いスパイラル」に陥っていたりするわけです。

 

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今回のトレランの中でヒロがこんなことを言いました。

 

「自然の中で身体を動かして、気を遣わない人と喋って、美味しいものを食べる。それが幸せなんだなって思います」

 

これはすごく共感していて、自然の中で体を動かして、気を使わない仲間と共有することで心の奥底に眠っていた純粋な感情が表に出るんだと思っています。

 

素直な自分の感情が表に出れば出るほど「良いスパイラル」に入ることができる。

 

この「良いスパイラル」を生み出すのに、自然の中を思いっきり走って楽しむトレランは凄く良いスポーツだなと思います。

 

山を走って、仲間と話して、下山したら美味しいご飯を食べて、また話して。

 

本来の自分をしっかり取り戻して、また日常に戻るといつもと違う視点で仕事に取り組めたり、新しいアイディアが生まれたりもします。

 

自然のパワーを全身に浴びること。

奥底に眠った感情を全力で出すこと。

 

日頃一生懸命都心で頑張ってる皆さんも、なんか疲れたなぁとか、モヤモヤするなぁなんて思ったら、友達を誘って一度自然の中を思いっきり走ってみてください、

 

きっと本来の自分を取り戻せるはずです!

 

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