【多摩ランニングコース】東京 国立「学問の神 菅原道真を祭る谷保天満宮から湧水豊かな城山南部地域」
週末には台風が近づいてきていますね。大きな被害がなければよいのですが。。
しばらく続いた秋晴れが心地よくてつい外を走る時間が長くなっておりました。ほんと気持ちよい季節です。
そんな中、先日東京都国立市谷保矢川地域の紹介動画を撮影いたしました。
動画のテーマとしては【 地域を走ろう 】というもので、今後シリーズに出来たらと思っております。
街を走る「シティランニング」や山を走る「トレイルランニング」がありますが、我々が提唱するのは「ローカルランニング」というものです。
これは地域を知ったり、楽しんだりするために走ることを指します。
一つの地域の中に山や不整地があれば「トレイルランニング」も行いますし、「シティ」も「トレイル」も「ローカル」の範囲に含みます。
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なぜ「ローカルランニング」なのか。
LLLの活動理念の中に「自然と人とが純粋に結びつくきっかけを創出する」といったものがあります。
地球には街があり、自然があり、動物が住み、人間が住む。
それぞれの居場所がある中で、今まで人間の文明の発達のために多くの居場所が壊されてきました。
少し世界に目を向けると、アマゾンでは牧畜産業を行うため、自然がどんどん失われていて、今ではその広大なジャングルの面積70%が失われているそうです。それは人間が牛や豚などを食べるためです。
人間のうま味や利益のために、地球自体を傷つけ、結果自分たちの未来も傷つけていたりします。それは持続的とは言えません。
その事実を「知らない」からこそ、そもそも考える「きっかけ」すらない。
そして「興味も持たない」現実があります。同じ地球に住んでいるのに。
まず知って「興味をもつ」ことから始まる。
そしてそういった自然、人間、地域の持続性について「知る」きっかけを作る手段として「ランニング/ジョギング」に可能性を感じています。
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今回紹介する国立市谷保、矢川地域では「青柳崖線」と呼ばれるハケ下から湧水が流れ出し、周辺では稲作から農業がおこなわれています。
そこから湧き出る水はとても綺麗で、動画内でもその透明さを見ることができます。
「矢川緑地」という場所も通るのですが、ここから湧き出る水と、「ママ下湧水」が交わって府中用水に流れ交わるポイントを「矢川のおんだし」といいます。双方の湧水が流れて農業や稲作を支えているわけです。
このことを知るために歩いて回ると少し距離もあるのでなかなか大変だったりします。
そんな時「ランニング/ジョギング」という手段は、ある程度の距離も走っていけて、地域をマクロ的、ミクロ的にも知ることのでき有効です。
そうして地域を知ることで走るコースが増えて、走ることが楽しくなります。
そして自分が住まう地域のことを知れば知るほど、その地域を好きになります。
もし今回のコース上にある湧水や用水がマンション開発や道路開通によってなくなることがあれば、そのことの課題について考えます。それは地域、自然、人間にとって持続的なのか?
そのために自分はなにができるか。
それは人それぞれですし、色々な考え方もあるので一概には言えないですが、「知る」ことが「興味をもつ」→「行動をおこす」ことの「きっかけ」になると思うんです。
LLLにできることはその「きっかけ」を作ることです。
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ちょっと大きな話になってしまいましたが、その「興味をもつ」→「行動を起こす」きっかけづくりとして、「ローカルランニング」を提唱していきたい。
そしてそれが伝わるような動画を作っていければと思っています。
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