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【大会レポート】荘厳な上州武尊山を堪能!! 上州武尊山スカイビュートレイル2019

 

 

 

今回は2019年9月22日(土)に行われた群馬県のトレイルランニングレース「上州武尊山スカイビュートレイル 70」にて総合3位となったL.L.L代表の高梨による参戦レポートとなります。レース内容や使用ギアの紹介などを中心に書きますのでよければご覧ください。

 

 

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上州武尊山スカイビュートレイルHPより

 

 

レース前

 

 

今回はスタート地点が「宝樹台スキー場」ということもあり、宿泊場所は近くの「宝樹台キャンプ場」にテント泊。広々としたキャンプ場でお風呂もしっかりしていて不便なく、リラックス。

 

 

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オートサイト電源付 一泊6,200円

 

 

夜はBBQをしてお肉と野菜を堪能。お酒は控えましたが他は気にすることなく、普段より少し多めに食事を。その後テント内でレースの準備をしつつ、持ってきたマッサージ器(vyper2.0)で体をほぐしました。

 

 

am4:30に起床し食事(おにぎり2個)を済ませ、am5:30にキャンプ場を出発。会場へam5:40に到着し、am6:00にいざスタート。

 

 

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胸が高鳴る瞬間

 

 

 レース中

 

 

10月開催の「ハセツネCUP」の調整で参加したため、11時間体を動かし続ける練習という位置付けで臨みました。スタート後は標高図通り武尊山の厳しい急登。しかし登り切ると大スカイビュー。つい目を奪われました。(夢中になり写真を撮るのを失念..)

 

 

武尊山を過ぎた地点にあるA3エイド(75kmでは最初のエイド)では9位。11時間身体を動かし続けるために抑えて入っていたためまだ元気。ここまでで3時間程が経過していたかと思いますが、前日、朝の蓄積カロリーで動けている感じで満腹感もあったためジェルも取らず。ヘッドライトの点滅チェックをし、水分を補給し出発。

 

 

A4までは下り基調なものの、2つのスキー場を越す。初めてゲレンデを走る経験をしたのですが、すごく楽しくて。ポールを持っていたのもありスキーをする感覚で下ると、A4エイドにいた奥宮選手から「今まで降ってきたで中で一番元気だったよ」と言われました。(笑) ここではバナナを3つ程食べ、水分補給し出発。

 

 

A4エイドからはエグい登りが続きました。持っていたポールを駆使しつつ、傾斜によって走る、歩く、小股、大股を使い分けて、なるたけ同じ筋肉を使わないように意識。ポールを使うために通ったジムでのクロスフィットと登り対策で導入した傾斜付きのトレッドミルも効いていたと思います。登りを淡々と進み、またスキー場を一つ超えA5エイドへ到着。この区間で4位に上がっていました。少し空腹感があったため、オレンジを10個ほどいただき、水分もしっかり補給。

 

 

A5までは緩やかな下り基調。比較的走れる区間で歩かないようにポールに支えてもらいつつ、体を動かし続けました。登りより下りの方が内蔵や体のダメージが大きいことが多いので飛ばし過ぎず、小刻みに下りました。(短い距離のレースだと比較的飛ばしているので理性を失わなように心掛けました。笑) A5エイドでも順位は変わらず4位。バナナとポテトチップスを一緒に食べて「何の味か分からないっす..」とボランティアの方に笑われつつ、比較的元気に出発もあと20kmかぁ。。といった気持ち。

 

 

というのもの後に距離長めの登り基調な山があるのは、丁寧にもゼッケンに見やすく記載されていた標高図からわかっていたため。「考えても仕方ない、とにかく刻み続けよう!」という一新で最後の山に取り掛かりました。

 

 

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走りながらコースを把握できるのが本当に助かった

 

 

ここまで順調だった足も段々と疲労の色が見え始め、最後の一山を登りきった後の10kmほどのアップダウンの繰り返しに少し心も折れ気味。こういう時は身近なことに置き換えることが多く(現実逃避)、今回は「あと10kmか〜最近日課の板さん(山飯クッキングのイタサン)とのジョギング的な気持ちで軽く行こう」とふわふわとした気持ちで走っていると、後ろに後続者が。ゴールまで後7km程、ほぼ下り。ここは全力で逃げようと決意。そこからは野生動物のように下りました。

 

 

【山飯クッキングの記事はこちら↓】

local-link-lead.hatenablog.com

 

 

 

最後のウォーターステーションで水を補給し(汗かきゆえ脱水対策でここのロスは想定の範囲内)、ポールを駆使しつつ、とにかく下り続ける。あと3kmほどのところで体調不良な町田さんをパスし、3位に浮上。そこからゴールまでも走りきり、フィニッシュ。

 

 

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一安心

 

 

今回快走できたのは

・序盤を抑えて楽しく走れたこと 

・ポールを活用して筋肉の負担を抑えられたこと

・下りは野生動物になれたこと

 

の3つが大きく起因していると考えています。

 

 

ギア

 

 

今回の大会で使用したギアは下記となります。 (体上部から順番に紹介します)

 

◆sunglasses:NRC  X5

⇒イタリアのサングラスメーカー。zeiss製の調光レンズ使用でトレイルでもほぼ視界は変わらずに紫外線や飛来物などから眼を守ってくれます。

 

www.nrcocchiali.com

 

◆t-shirts:salomon S/LAB NSO TEE M

⇒疲労軽減、速乾性、軽量を兼ね備えたTシャツ。暑がりなので袖は切らして頂いて使用しました。熱がこもることも、汗冷えすることもなく快適。

 

www.salomon.com

 

◆bag:THE NORTH FACE TR6

⇒前にある三つの調整ベルトで容易に随時締まり具合を調整でき、身体の擦れがなく非常に安定感のあるザック。収納力も有り、6リットルでもそれ以上に収納できるイメージ。よく「亀の甲羅」と揶揄されてますが、その分強度も高く、信頼のおける相棒です。

 

www.goldwin.co.jp

 

 

◆pants:THE NORTH FACE Flyweight Racing Shorts

⇒腰周りの収納、肌触り、履きやすさなど配慮が行き届いたパンツです。トレイル用の「Flyghtweight Trail Shots」もよいですが、後部のポケットからのジェルの取りやすさを優先し今回はこちらを使用。(trailshortsは後部にレインウェアを収納できる)

 

www.goldwin.co.jp

 

◆sox:C3fit 5Finger Arch Support Short Sox

⇒濡れても蒸れてもドライ感が続くのは足の先まで汗かきな自分にとってはマスト。トレイルからロードに出たときの足裏の違和感や足裏のアクシデント(皮向けなど)はありませんでした。

 

www.goldwin.co.jp

 

◆tape:GONTEX 山下り専用膝貼足

⇒山を下る際の前腿への負担を最大限サポートしてくれるテープ。これのおかげでゲレンデやラスト7kmの下りを攻めても足が持つことができました。脹脛にはロールテープを使用し貼りましたがこれは登り時の脹脛の張りを抑えてくれています。

 

山下り専用膝貼足+5(膝・前腿サポートテープ)2枚store.gontex.jp

 

◆shoes:salomon S/LAB sense7 SG

⇒シューズはsalomonのS/LABシリーズを愛用しており、大会のフィールド次第で使い分けます。今回はアップダウン強めかつ、初めての山ということもあり、激しい路面にも耐久性が有り、ソールが高めのSGを使用。ガレ場も多くありつつ、走るポイントも多かったことから軽量かつグリップの強いSGは結果正解でした。

 

www.salomon.com

 

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足元はこんな感じ

 

 

補給物

 

 

【水分】

◆所持:ライチウォーター1ℓ(市販のソルティライチ原液を薄めに溶かしたもの)

◆エイド:水、爽健美茶、スポーツドリンク

 

【食べ物】

◆所持:アスリチューン オレンジ味:6本 マスカット味:3本 カフェイン入り:2本

vespa hyper:4本

⇒使用したのはアスリチューン オレンジ味:6本(経過3時間後1時間に1本摂取)とvespa hyper1本

◆エイド:バナナ、オレンジ、ポテトチップス 

 

 

レースを走って

 


荘厳な景色、ハードなアップダウン、様々なサーフェスとトレイルランニングの醍醐味が詰まったレースでした。ワンウェイならではの冒険感もあり楽しかった。エイド充実しており、また事前情報としてメニューがわかっていたのも計画を立てる上で助かりました。

 

 

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上州武尊山スカイビュートレイルHPより

 

 

ハードなコースではありますが、また武尊山の山々の景色を味わいに参加したいと思います。

 

 

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ご覧いただきありがとうございました!

 

 

参考ページ

 

 

skyviewtrail.com

 

hodaigi-camp.jp

 

 

【他レースレポートは下記より】

 

local-link-lead.hatenablog.com

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