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【大会レポート】本州西端の宝島を駆け抜けろ!! くだまつ笠戸島アイランドトレイル2019

 


 

 

2019年2月10日 山口県下松市で開催されました「くだまつ笠戸島アイランドトレイル」へメンバーにて参加してまいりました。

  

 

kasadojima-islandtrail.com

  

 

こちらの大会との出会いは、2018年9月に下松商工会議所の方とお会いしてから始まっていて、11月から2月まで開催していた「宮﨑喜美乃選手の初めてのトレイルラン講座」の目標大会としての位置づけにさせていただき、L.L.Lとしても運営協力として関わらせていただくことになりました。

 

 

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東京での会議という名の飲み会にて


  

大会前日

 

 

羽田空港から岩国空港に到着し、レンタカーを使って下松市を目指しました。途中皆で白蛇神社に立ち寄り、今回の旅の安全祈願と、神社のシンボルである岩国市に約1,000匹も生息する「白蛇」にちなんで、商売繁盛、金運アップを祈願。神秘的な雰囲気でした。

 

www.iwakuni-kanko.com 

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美しい白蛇

  

  

下松ステーションホテルへのチェックインを済ませ、前夜祭会場の「大城」へ向かうと、沢山の料理と地元の方にお出迎えいただきました。

 

   

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音楽隊がお出迎え♪

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美味しいものが盛りだくさん

 

 

大会プロデューサーの奥宮選手や、ゲストランナーの土井隆選手、常田めぐみ選手、招待選手の東徹選手、そして我らが宮﨑喜美乃選手と豪華なラインナップでの話しもあり、非常に充実した内容。

  

 

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ゲストランナーや招待選手も和気藹々とした雰囲気

 

 

 国井益雄下松市長の下松への想いも伺うことができ、楽しくお開き。さてホテルに戻り、明日のレースに備えて準備を...

 

 

と思いましたが、下松商工会議所の山下さん、原田さん、高さんと≪前夜祭part2≫をしようということになり、下松駅近くの居酒屋で集合しました。

  

 

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山口県の銘酒「雁木」による雁木祭り

www.yaoshin.co.jp

 

 

最高に楽しい時間はあっという間に過ぎ去るもので、下松商工会議所の皆様ともお別れし、ホテルへ帰った後は準備をして就寝。山口の美味しい日本酒「雁木」のおかげでさっくり寝ることができました。

  

 

大会当日

 

 

am6:30にホテルをチェックアウトし、スタート地点の「笠戸島ハイツ」へ当日受付へ向かいました。前夜祭では150名ほどでしたが、会場にはショート、ロング含め、799人が集結。

  

 

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スタート前の集合写真

 

会場のキャパシティには不便を感じず、当日気温が低いこともあり、「笠戸島ハイツ」の中でスタート直前まで入れたことは非常に嬉しかったし、更衣室も荷物を置いておけるのでゴール後も円滑に着替えることができました。さてしっかり荷物のチェックもし、いざスタートゲートへ。

 

  

 

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※ここからのレース所感については筆者の高梨のものとなります


 

スタートしてからは笠戸島の海上遊歩道を走ります。前夜祭での宮﨑選手の「初めに飛ばすとあとで潰れます」というアドバイスを思い出し、ある程度の心拍レベルを維持して走りました。

  

 

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笠戸島の海上遊歩道

 

  

トレイルに入ると、アップダウンがひたすら続くハードなコース。しかし垣間見える瀬戸内海の絶景に疲れも吹き飛びます。

 

  

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各所にあるビュースポットには丁寧な看板も

 

 

よく見ると看板にハングル語が書いてある通り、今回大会ではお隣韓国(KOREA50kやTRANSJEJUの方々)の方々も招待されていました。これも「海外の方を呼びたい」という想いから、下松商工会議所様の方々が韓国まで出向いて、話をもってきたとのこと。すごい行動力です。

 

 

途中8位~9位あたりを推移していて、一緒に走った韓国の選手がいたのですが、

  

「Great course!!」

「Great trail!!」

  

と言葉は通じないのですが、片言の英語と目の前にあるトレイルを通じて、心が繋がれたと思う瞬間があり、とても嬉しい時間でした。

   

 

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海とトレイルの織り成す風景が最高

 

 

ハセツネを彷彿とさせるような細かいアップダウンの連続に、後半になるとかなり足に疲労が溜まってきました。その中で目の前にかなり高傾斜のトレイルが。

  

  

そのときふと頭によぎったが、下松商工会議所の原田さんからの「終盤の方にあるスカイ1号はやばいぞ...」とのお言葉。ひたすらに続く高傾斜のトレイル、、間違いなくここだと判断。

 

 

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緑色の丸印部分が「スカイ1号」 終盤一気に200m近く登ります


 

ひーひー言いながら、頂上に向けてとにかく重い脚を進めて、なんとかスカイ1号をクリア。あとは下り基調。身体の重みを利用してひたすら前へ進みました。

   

  

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途中、椿がちらほら見える場所も

  

  

下りきったところからは行きに通った公園に入り、少し進むと笠戸島のシンボルの一つ、恐竜様が!!

   

  

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ゴールは近い!と確信しロードに降りると、登り基調のロードの先に燦然と輝く「笠戸島ハイツ」。最後は海沿いを気持ちよく眺めつつ、足を必死に回して、沢山の応援に励まされ、ゴール!!

   

 

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高梨は総合8位、年代別1位でゴールしました

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ゴール後、今回東京から参加した皆と奥宮さんで「L」


   

表彰式では瀬戸内海ならではの「河豚」や「ヒラメ」などの賞品も用意されていました。また「笠戸島ハイツ」ゴール会場内では「甘酒」の無料配布から、「サザエのつぼ焼き」や「イカの丸焼き」なども販売されていて、「味わう」と言う意味でも大変満足いたしました。

  

 

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美味しい魚介類も堪能出来ます

 

 

笠戸島を走ってみて

 

 

山口県下松市の由来は諸説あるようですが、「星が松の木に降りた」という伝説から「降松」⇒「下松」となった説があるようで、国井益雄下松市長からも「したまつではなく、くだまつと覚えてほしい」との話しがありました。

 

 

L.L.Lが拠点としている「国立市」もよく「こくりつ」と呼ばれることもあり、どこか親近感を覚えた瞬間でした。

 

 

いつも走る多摩のトレイルとは違う、海のロケーションは開放的で気持ちよく、ジャングルのようなトレイルはアドベンチャー感があってワクワクしますね。

  

 

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笠戸島トレイル photo:くだまつ笠戸島アイランドトレイル実行委員 原田さん

 
  

また地元高校生や地元住民の方々が約400人ボランティアとして参加されているということもあり、常に応援があったように感じます。

   

「きてくれてありがとう」

「走らせてくれてありがとう」

  

そんなキャッチボールが出来ているような気がして、とても嬉しかった。

 

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島の方も大漁旗を持って応援してくれます

 

 

今回大会運営も皆様と関わることが出来て感じたことは、

 

 

「この大会を絶対によいものにして、地域に還元する」という熱意です。

  

  

そんな運営の皆様の気持ちが、このような素敵な大会を作っていくのだなと感銘を受け、自分たちが企画運営する「LINKくにたちリレーマラソン」もより良くしていきたいと思いました。

  

 

「星が降り、人が想い動き、願いがかなう」

 

  

そんな素敵な下松、笠戸島へ是非足を運んで見てはいかがでしょうか。

 

 

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西日本有数の名所である笠戸島の夕陽

 

 

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下松商工会議所の皆様、本当にありがとうございました!

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