【トレランアテンド】日本三大名瀑 袋田の滝を巡る!! 奥久慈月居山でトレラン
日本三大名瀑といえば、日光の「華厳の滝」、熊野の「那智の滝」、そして奥久慈の「袋田の滝」。
【OSJ奥久慈トレイルレース】上の【袋田の滝⇒男体山⇒竜神大橋⇒東金砂神社⇒袋田の滝】と大きく50km程回るコースがありますが行程はかなりハード。
今回は比較的簡単に袋田の滝を滝上からアプローチできるアドベンチャーなコースをご紹介します。
月居温泉滝見の湯⇒袋田の滝
今回紹介するコースは【月居温泉滝見の湯】をスタート地点に。駐車場も広く、月居山ハイキングコースへのアクセスもよく、袋田の滝スタートよりも袋田の滝へ向かうほうが、山を堪能でき、滝へ向かうワクワク感が増すのでオススメです。
この温泉は、泉質がとても良いことでも人気が高く、入り口の目の前に自動販売機もあるので、山に入る前後の水分調達も可能です。
荷物を車に置き、温泉を出て国道461号線を西の袋田の滝方面へ800m程進むと月居山登山口の案内板がお目見えします。そして、車道から横の階段を降りると、トンネルが現れます。
ここから月居観音堂まで上っていきます。
月居観音堂を過ぎると石の階段が。これがなかなかきつい。
一生懸命登っていると、風が入るようになってきます。
下に見えるは袋田の滝の観光道。観光道から袋田の滝を目指す方が多いですが、今回は滝の上からアプローチ。これもまた面白いですね。
これは天狗岩といい、 その昔、この岩の付近で天狗の羽ばたきの音がしたと言い伝えられたことから付いた名前だとか。その後、羽ばたき音はムササビの飛ぶ音であった事に地元の人達は気付いたと書いてありました。
そしてさらに下っていくと
ついに袋田の滝がその姿を見せてくれました。鉄骨の階段が長く続き、膝がガクガクになるほどなので、体力に自信のない方はゆっくり降りましょう。
すごい水量。別名「4段の滝」と呼ばれることもある。高さ120m、幅は73mに及びます。真正面からの姿を拝むにはトンネル内をくぐって観瀑台へいく必要があります。
トンネルを抜けるとそこは
4段に及ぶ雄大な袋田の滝を見ることができました。
袋田の滝⇒月居城址⇒月居温泉滝見の湯
袋田の滝を堪能した後は、月居山ハイキングコース12番方面へ登ります。その前に茶屋で腹ごしらえ。
さて腹ごしらえも終わり、月居城址を目指し登り返します。
わっせわっせと登り続けると、行きにも通った月居観音堂にたどりつきます。そこから、奥久慈トレイルレースのコース上でもある月居城址方面へ登ると月居山山頂へ到着。山頂は石碑のちょっと先に小さい看板があります。
ここから月居観音堂までピストンで戻り、もと来たハイキングコースを下ります。
奥久慈を走って
月居山ハイキングコースには大きな堆積岩があり、1500万年前にここが海の下であったことの名残だとか。そんな地球の歴史を感じながら歩いているだけでもとてもワクワクするコースで、普段見ることのできない袋田の滝上からみる三名瀑は迫力もあり、このハイキングコースだからこそ見れるご褒美でした。
袋田の滝は紅葉、氷瀑など四季折々に様々な姿を見せてくれるので、すべての季節でいくことをお勧めします。
茶屋では鮎、軍鶏、こんにゃくなど奥久慈グルメも楽しめますし、奥久慈を堪能するのにぴったしのコース。距離は往復7km、獲得標高は450m程。
参考ページ
www.powersports.co.jp
www.ibarakiguide.jpwww.town.daigo.ibaraki.jp